次の100年を見据えた大規模土地利用転換への挑戦
~次世代産業を育む未来実装フィールドへ~
| 日 時 | 2026年4月21日(火)午後1時30分~2時45分 |
| 会 場 | ロイヤルホールヨコハマ5階リビエラ |
| 講 師 | JFEホールディングス専務執行役員 岩山 眞士 氏 |
JFEホールディングス専務執行役員の岩山眞士(まこと)氏は21日、横浜市中区のロイヤルホールヨコハマで講演(神奈川政経懇話会主催)し、クレーン転落事故のあったJFEスチール東日本製鉄所京浜地区(川崎市川崎区)は高炉休止後の転用で、大規模水素供給拠点や次世代産業拠点に生まれ変わると説明。事故について謝罪するとともに、「次の100年を担う新たな産業や雇用の創出を通じて、地域・社会の持続的発展に貢献したい」とし、安全に留意して転用を進めると話した。
同地区約700ヘクタールのうち約406ヘクタールをおおむね2050年までに再開発する。中心になるのは、高炉やその関連施設などがあった約220ヘクタール。これはみなとみらい21地区の約1.2倍にあたり、羽田空港近接の好立地となる。コンセプトは、(1)日本のカーボンニュートラルを先導する都市(2)次世代産業の育成に貢献するイノベーション都市(3)首都圏防災に貢献するレジリエンス都市。
具体的には、日本水素エネルギーに土地を貸借し、液化水素サプライチェーンの商用化実証を行うほか、水素発電を使ったデータセンター、AI(人工知能)や空飛ぶクルマなどの次世代産業拠点、公共バースなど港湾物流拠点などをイメージしている。
遊休施設の解体撤去に2千億円超かかるなど難題も多いが、「浅野総一郎が築き上げた土地の100年に1度の大転換。川崎の民間の力を結集し、国、市とより一層連携を深め、世界に誇れる、新たな街づくりを推進していきたい」と言葉に力を込めていた。
いわやま・まこと 1987年慶應義塾大学経済学部卒。同年川崎製鉄入社、2012年JFEスチール東日本製鉄所(千葉地区)総務部長、17年東日本製鉄所副所長、18年同社常務執行役員東日本製鉄所副所長、20年JFEホールディングス常務執行役員兼務、21年JFEホールディングス常務執行役員、22年JFEスチール常務執行役員兼務、22年JFEホールディングス専務執行役員、JFEスチール専務執行役員。

