2022年7月の定例講演会/「市長就任後1年を迎えて」/横浜市長/山中 竹春 氏

講 師 横浜市長 山中 竹春  氏

演 題 「市長就任後1年を迎えて」

日 時 2022年7月22日(金)午前10時30分~12時

会 場 ベイシェラトンホテル&タワーズ5F「日輪」


子育て中心に施策展開/神政懇定例会 山中横浜市長が講演

 横浜市の山中竹春市長は22日、横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ(同市西区)で開かれた神奈川政経懇話会の7月定例会で講演した。今後の市政運営について「子育てを中心とした施策展開を活発にやっていこうと考えている」と述べ、子育て支援策の拡充に意欲を示した。
 昨年8月の市長選で初当選した山中市長は「市長就任後1年を迎えて」と題して講演。これまでの歩みを振り返り、「横浜の課題は多様で複雑。市民や事業者のために一つ一つの課題と向き合い、全力で取り組んできた」と強調した。
 研究者から行政のトップに転じた経緯に触れ、「377万市民の暮らしを支えていく責任の重さを日々感じている」と吐露。自身の心構えとして、現場主義やスピード感、顧客目線を列挙した上で「前例にとらわれない、顧客重視の姿勢を持つ組織にさらに近づけていきたい」と語った。
 新型コロナウイルス対策や経済対策、中長期な財政運営の基本方針を示した「財政ビジョン」などの取り組みを紹介。2027年に上瀬谷通信施設跡地(瀬谷、旭区)で開催予定の国際園芸博覧会(花博)にも言及し、「ホストシティーとして全精力を振り絞って成功させたい」と述べた。
 講演の最後には「市民の声を聞き、丁寧に進めていく。先人が築いた宝を次世代につなぎ、横浜の魅力をさらに高めていきたい」と力を込めた。定例会は新型コロナ感染予防対策を徹底して会員限定で行い、県内企業経営者ら約80人が出席した。

 

やまなか・たけはる 第33代横浜市長。米国国立衛生研究所研究員、先端医療振興財団(現・神戸医療産業都市推進機構) 研究員、国立病院機構九州がんセンター室長、国立がん研究センター部長、横浜市立大学特命副学長、医学部教授、大学院データサイエンス研究科長などを歴任し、2021年8月から現職。
市長選では、カジノ誘致を即刻撤回、断固阻止、政令指定都市トップレベルのスピードでワクチン接種推進などを政策として訴えた。