12月定例会のお知らせ

~シンポジウム「2026年の動向を読む」~

 2025年は、自民・公明党が参院選などで大敗し、石破茂首相の辞任を経て、高市早苗氏が本邦初の女性総理大臣に就任。自民党総裁選では、前評判の高かった、小泉進次郎氏が敗れ、公明党が連立与党から離脱し、日本維新の会が連立政権入りするなど政界が揺れた1年でした。国会議員の削減、外国人政策、大阪副首都構想、食料品の2年間消費税0%、ガソリン税の暫定税率廃止などの議論が浮上しています。海外では、中東ガザ地区での戦闘、イスラエル戦争の終結はまだ不透明です。経済に目を向けるとトランプ関税問題はいったん解決、落ち着き、日経平均株価は昨年のこのシンポジウムで予想された「4万5千円に向かって上昇」どころか、5万円を伺う勢いも出ました。しかし、物価高や労働力不足など懸念材料が消えることなく、2026年も激動の年が予想されます。今年も共同通信社の政治、経済、外信の3部長を講師に迎え、最新の情報を交えてシンポジウムで解説していただきます。

シンポジウム後に立食形式での会員交流会(参加無料)を会場隣の部屋で開催します。このため通常とは開始時間が異なりますのでご注意ください。

開催日 2025年12月15日(月)
会場 ロイヤルホールヨコハマ(中区山下町90)
シンポジウム 午前11時~午後0時30分 5階「リビエラ」
交流会 午後 0時30分~1時30分 5階「ピレネー」

【シンポジウム講師】

パネリスト

共同通信社編集局政治部長
倉本 義孝 (くらもと・よしたか)氏
1993年共同通信社入社。大分支局などを経て2002年政治部。10年に防衛省防衛研究所一般課程へ社命留学、22年参院選班長、23年編集局ニュースセンター整理部長、25年1月から現職。政治部では官邸、自民党、総務省、外務省、防衛省などを担当。自民担当では安倍晋三、麻生太郎両幹事長番を務めた。新潟県出身。

共同通信社編集局経済部長
加藤  裕 (かとう・ゆたか) 氏
1999年共同通信社入社。大阪経済部、宮崎支局を経て、2004年経済部。11~13年に名古屋経済部デスクを担当した後、経済部でデスク、担当部長、副部長、外経合同デスク長を務め、23年ニュースセンター整理部長、24年6月から現職。1970年生まれ、北海道出身。

 

共同通信社編集局外信部長
井上 智太郎 (いのうえ・ともたろう)氏
1995年、共同通信社入社。長崎支局や千葉支局を経て2004年外信部。ソウル、ワシントン、北京で特派員を務めたほか、政治部で防衛省や自民党を担当。ニュースセンター整理部長などを経て25年6月から現職。北朝鮮報道で17年度「ボーン・上田記念国際記者賞」。著書に『金正恩の核兵器 北朝鮮のミサイル戦略と日本』(ちくま新書、2023年)がある。早稲田大卒。

◆コーディネーター

神奈川新聞社論説主幹
鈴木 達也 (すずき・たつや) 氏
1990年神奈川新聞社入社。本社編集局報道部、経済部、川崎支局、鎌倉支局、横須賀支社などを経て2014年に編集局報道部長、18年編成部長。19年から現職。1966年生まれ、横浜市出身。

 

今後の定例会予定

日 時 1月15日(木) 午後1時半~午後3時、神奈川新聞社12階
講 師  文芸評論家      三宅 香帆 氏
演 題 「なぜ働いていると本が読めなくなるか」
日 時 2月18日(水) 午後3時半~午後7時半、ホテルニューグランド
 特別講演会(午後6時から交流会)    =予定