7月定例講演会のお知らせ

「タイフーンショット計画~台風の脅威を恵に~」

温暖化で強大化する台風―。その台風をコントロールし、被害を減らすだけではなく、恵みに変えようと研究しているのが横浜国立大学の台風科学技術研究センターです。講演では、筆保センター長に台風研究の現状と制御に向けての課題や到達点などについて分かりやすくお話していただく予定です。

開催日 2025年7月15日(火)午後1時30分~3時
会 場 県民共済みらいホール
講 師 横浜国立大学台風科学技術研究センター長 筆保 弘徳 氏

ふでやす・ひろのり 1975年岩手県生まれ・岡山県育ち。 岡山大理学部卒。 京大大学院博士課程修了。 防災科学技術研究所、海洋研究開発機構、ハワイ大学などを経て、2010年に横浜国立大学准教授、20年に教授。21年に台風科学技術研究センターのセンター長。25年に科学技術分野の文部科学大臣表彰を受賞する。
台風や暴風雨などの発生・発達メカニズムの解明、防災対策・意識を図るための防災情報の開発と社会実装に取り組んでいる。気象予報士と防災士の資格を持ち、防災・教育教材の開発も行っている。

 

8月定例会のお知らせ

「キリンビール横浜工場見学と工場長講話」

 横浜発祥のキリンビールの横浜工場が山手(中区)から生麦(鶴見区)に移転して2026年で100周年。来年は酒税法が改正され、ビール、発泡酒、新ジャンルの税率が一律化されることもあり、ビール各社は新商品の投入などでしのぎを削っています。中でもキリンビールが投入した「晴れ風」は売れ行き好調。今回、100周年を迎える前に生産現場を見学し、藤原工場長から横浜工場の歴史とキリンのブランドへのこだわりを伺います。

開催日 2025年8月28日(木)午後2時30分(工場見学の受付付近集合)
会 場 キリンビール横浜工場
(横浜市鶴見区生麦1-17-1、京急線「生麦駅」から徒歩約15分)
工場長講話 午後2時40分~3時10分 「横浜工場の今までとこれから」
見 学 午後3時20分~工場見学(60分+試飲30分)
懇親会 午後5時~ ビアホール懇親会(参加費5千円)

※「講演会・見学・試飲」は参加無料。有志懇親会は、参加費として1人5千円をご請求させていただきますので、事前にお振り込みをお願いします。
※ 参加者名簿を講師側にお見せする場合があります。
※ 講師、施設の紹介は下記をご覧ください。参加ご希望の方は申込書にご記入しFAXか、ホームページの会員コーナーから必要事項をご記入、送信ください。確認メールが返信されます。(複数名可)。

準備の都合上、お申し込みは8月12日(火)までにお願いします。


◆講 師◆ キリンビール横浜工場 常務執行役員工場長 藤原 義寿 氏

ふじわら・よしひさ 1992年4月、キリンビール入社。キリンディスティラリー社御殿場工場酒類生産部部長、キリンビール生産本部神戸工場パッケージング担当部長、同企画部企画担当主査、インターフード社(ベトナム)ロンタン工場長、キリンホールディングス・グループ経営戦略担当、マンダレー・ブルワリー社(ミャンマー)マネージングディレクター、協和発酵バイオ社常務執行役員山口事業所長などを経て2023年3月から現職。

 

◆キリンビール横浜工場◆

キリンビール横浜工場のウエルカムゲート

1870年に米国人ウィリアム・コープランドが、日本で初めて産業として継続的にビールを製造した「スプリングバレー・ブルワリー」を山手に設立。その後、経営不振に陥った「スプリングバレー・ブルワリー」を、1885年に「ジャパン・ブルワリー」が引き継ぎ「本格的なドイツ風ビール」の製造にこだわり、「キリンビール」が完成。1907年、「ジャパン・ブルワリー」から「キリンビール」ブランドを引き継いで「麒麟麦酒株式会社」が誕生。1923年に関東大震災で工場が全壊しましたが、1926年に現在地の鶴見区生麦に移転し、首都圏にビールを供給する基幹工場として活躍しています。
現在は「キリン一番搾り生ビール」などの主力商品を中心に、クラフトビールやチューハイなどを製造。横浜工場は緑地をパブリックスペースとして開放している「人にやさしい工場」です。また、「キリン一番搾り生ビール」ができあがる工程を見学できるツアーは、多くのお客様に支持をいただいています。

 

◇ 会報に情報をご提供ください ◇

 

会報に情報をご提供ください

 

神奈川政経懇話会では、毎月第2、4火曜日に発行している会報「政経かながわ」に、今秋から会員の事業や活動などを紹介する「会員情報コーナー」(仮)を新設いたします。ぜひ、情報をご提供ください。

新たな事業展開や新商品の紹介、事業所の新設、地域とのつながりといった社会貢献、名物社員の紹介、人事、組織改革など、ご提供いただく情報のジャンルは問いません。必要に応じて当懇話会職員が取材にお伺いします。掲載は記事の体裁になります。掲載費用は不要です。

まずはお気軽に電話またはファクスで事務局までご一報ください。ファクスの場合は連絡先、担当者名を必ず明記してください。

 

連絡先:神奈川政経懇話会事務局

電  話 045(226)2121

 =平日午前10時~午後5時

ファクス 045(226)2122