理事長挨拶

 

一般社団法人 神奈川政経懇話会理事長
(神奈川新聞社代表取締役社長)
須 藤  浩 之

 ロシアのウクライナ侵攻、北朝鮮のミサイル・核開発、米欧の金融不安など国際社会では紛争や緊張が続いています。国内に目を移しても、人口減少や少子高齢化といった構造的な課題、新型コロナウイルス感染症のような新たなウイルスの脅威、対話型AI「チャットGPT」など技術革新による社会構造の変化など先行きを見通すことが難しくなっています。こうした時代だからこそ、現状を正しく分析し、時代を読み取る力が求められています。

神奈川政経懇話会は、激動する内外の情勢を学び地域社会の発展に貢献する目的で、全国の地方新聞社に先駆けて1966年4月、神奈川新聞社の一部門として発足した会員制の組織です。87年に社団法人となり組織力を強化、2012年に
はより公共性の高い一般社団法人に移行しました。16年4月には設立50周年を迎えました。

月1回、政治、経済、社会、国際情勢、スポーツなど多彩な分野の第一線で活躍する講師、特に地元神奈川らしい講師を招いて定例講演会を開催し、最新の情勢を学んでいます。話題の施設の見学会や会員交流会も実施。また、情報誌「政経かながわ」を原則月2回発行、内外のタイムリーな情報をお届けしております。

現在、県内の企業経営者、団体幹部、自治体幹部らにご入会いただいております。

先行きへの不安が払しょくできない時代だからこそ、的確な情報の重要性は増しております。皆さまのご入会をお待ちしております。